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DTPについて

2022.9.5

DTPとは、「Desk Top Publishing」の略で、印刷のデータをコンピューターで作製し、プリンターで出力を行うことです。最近では、ごく一般的な事ですが、30~40年前ではパソコンも今ほど普及していなかったので何かを印刷したい場合は、印刷会社に依頼するのがごく当たり前のことでした。
DTPが普及し始めたのが1980年の半ば頃で、アメリカのAldus社(アルダス社 現在のアドビシステムズ)の創業者ポール・プレナードが提唱した「DTP(DeskTop Publishing)」というシステムが開発されました。DTPは、3つの要素(簡単に言うとパソコン・プリンター・編集ソフト)が合わさっています。1つ目の要素がプラットフォーム(コンピューター)のMacintoshです。これによって、コンピューターのハードウェアとOSやアプリケーションを動かすことが可能となり、WYSIWTG(What You See Is What You Getの略でパソコンの画面で表示されたものがそのままプリントアウトされる)機能が備わり、専門的な知識がなくてもマウスやキーボードで簡単な操作でデータ作成の編集が出来るようになりました。
2つ目の要素がアドビシステムズ社が開発したとPostscript(ポストスクリプト)言語に対応し、アップル社から発売されたモノクロレーザープリンターのLaserWriter(レーザーライター)が登場しました。
3つ目の要素がアルダス社のパソコン上で文字や画像の編集が出来るソフトPageMaker(ページメーカー)が登場しました。

これらにより、印刷のデジタル化が進みデータ作製が安価で作製でき作業効率が向上し広く普及しました。

 

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