領収書やレシートを無くした場合について
2022.7.16
領収書とは 、商品やサービスの代金を確実に支払ったことを証明するための書類になります。 代金を支払った側には、必要経費の根拠となり、代金を受け取った側は、売上の証明になります。
せっかく受け取った領収書やレシートを紛失することがあるかもしれません。その場合には、出金伝票を使用します。
出金伝票の記載内容は、 日付・ 相手先氏名・ 科目名 ・内容・ 金額を記載することが必要です。
所得税法には 領収書やレシートの保存が必要という記載がありません。 経費を経費として処理する為の証拠書類に領収書、レシートだけでなく出金伝票でも認められています。 ただし、領収書や レシートは 相手先が発行するので出金伝票よりも信頼性があります。
その他の出金伝票の使用例として、領収書やレシートが発行されない場合に使用します。例として、
・無人店舗で購入したお客様へお渡しする為の商品の場合は、金額、購入場所、渡した相手、品目や目的を記録します。
・お葬式の香典の場合は、金額、渡した相手の住所や氏名、内容や目的を記録します。
・接待交際費による割り勘などで領収書をもらえなかった場合は、金額、支払先、接待した相手、接待の目的を記録します。
等が挙げられます。
以上のように領収書をもらえない、紛失場合は、 日付、金額、支払先内容等を領収書の代わりに記録しておくことが大事です。